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鹿島、2冠へあと1勝 V弾土居「ここまで来たら勝つだけです」

[ 2016年12月29日 15:32 ]

第96回天皇杯準決勝   鹿島2―0横浜 ( 2016年12月29日    ヤンマースタジアム )

<鹿島・横浜>前半41分、土居はヘディングで先制ゴールを決めガッツポーズ
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 鹿島を6大会ぶりの決勝進出へと導くゴールを決めたFW土居聖真(24)は「ここまで来たら勝つだけです」と開口一番、力強く優勝を宣言した。

 前半41分、体調不良から先発復帰したMF柴崎岳(24)の絶妙な右サイドからのクロスを頭で決めた。「マイナスのところに秀平くん(FW赤崎)がフリーで呼んでたんですけど、DFが動いたのが見えたので、とっさにシュートに切り替えました」とファーサイドで下がりながらうまく頭を合わせてゴール左隅に決めた難しいシュートを振り返った。

 「攻め込まれるシーンもいくつかあったが、それでも慌てずやれた結果だと思う。こういう展開はチャンピオンシップだったりクラブワールドカップでも経験してきた展開だったので、チーム全体としても慌てずやれたことが勝因だったかなと思います」と土居。J1リーグ戦では年間勝ち点3位ながらチャンピオンシップを勝ち抜いて年間王者を勝ち取り、クラブW杯ではアジア勢初の準優勝に輝いた自信をにじませた。

 天皇杯の決勝戦は来年元日に大阪・吹田スタジアムで行われ、鹿島は大宮―川崎F戦の勝者と午後2時から対戦する。

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2016年12月29日のニュース