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大量退団の岡山湯郷、元なでしこFW木龍七瀬ら9選手加入を発表

[ 2016年12月26日 18:20 ]

なでしこジャパンでもプレーした木龍七瀬
Photo By スポニチ

 来季なでしこリーグ2部に降格する岡山湯郷は26日、元日本女子代表のFW木龍七瀬(27)ら9選手が来季の新戦力として加入することを発表した。同クラブは10選手が今月20日付で退団し、残り選手は元日本代表のDF加戸由佳(26)を含め7人となっていたが、新卒2人を含めた大量補強となった。

 加入が発表されたのは木龍のほか、島根県女子リーグ・松江シティRagazzaの元U−20日本女子代表MF藤田のぞみ(24)、なでしこリーグ2部AS埼玉のMF萩原愛海(26)、なでしこチャレンジリーグ・静岡産業大磐田ボニータのDF島村公美子(21)、伊賀のMF北野梨絵(24)、MF吉村碧(23)、MF藤江沙樹(23)と、新卒となる開志学園JSC高等部のDF守屋栞奈(18)、FCヴィトーリアのDF秦美結(18)。今月1日に就任が発表された亘崇詞監督(44)と同じ中国のチーム、広州女足に所属していた木龍はクラブを通じて「湯郷ベルのサッカー環境と今後の考え方に共感し、自分自身も新しい環境でチャレンジしたいと思い、移籍を決意しました。良い環境を準備していただいたことに感謝し、共に上を目指していきたいと思います」とコメントを発表した。

 元浦和の藤田は日本が銅メダルを獲得した2012年のU−20女子ワールドカップ(W杯)で主将を務めたが、今年1月にオーバートレーニング症候群からの体調不良を理由に引退。その後、地元島根県の松江シティRagazzaで現役復帰を果たしていた。

 岡山湯郷は7月に元日本代表主将のMF宮間あや(31)やGK福元美穂(33)らと当時の監督代行との対立が表面化し、宮間ら4選手が契約解除を申し出て合意。宮間は再契約したが、ほか3選手は退団した。その後、監督代行を解任し、会長交代など立て直しを図ったが、10チーム中最下位で2部への降格が決まり、宮間も11月に退団していた。

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2016年12月26日のニュース