×

鹿島 石井監督に続投要請へ!リーグ制覇&クラブW杯準V評価

[ 2016年12月19日 06:30 ]

クラブW杯決勝   鹿島2―4Rマドリード ( 2016年12月18日    横浜国際 )

<レアル・マドリード−鹿島>後半、指示を出す鹿島・石井監督(左)
Photo By 共同

 欧州王者を追い詰めた鹿島の石井監督は「選手は120分間ファイトして、あのRマドリードに真っ向勝負してくれた。日本サッカーが急激に世界に近づいていることを証明できたと思う」と激闘を振り返った。

 今季は8月20日の湘南戦で途中交代を命じたFW金崎の造反劇を発端に体調を崩し、心労でダウン。一度は辞意を申し入れたが、翻意した。Jリーグチャンピオンシップでは年間3位からの下克上を達成して年間優勝。開催国枠で出場権を得たクラブW杯でも旋風を巻き起こし、地獄から天国にはい上がったシーズンだった。

 クラブ側は一時は石井監督の今季限りでの退任を検討していたが、リーグ制覇とクラブW杯準優勝という結果を受け、続投要請する可能性が高い。クラブ創設25年目で日本人監督として初めてリーグタイトルを獲得。サポーターやスポンサーの支持が高いこともプラス材料となる。総合的に判断して、近日中に最終結論を出す見通しだ。

 指揮官は「Rマドリードを苦しめることはできた。本当にちょっとしたポジショニングや判断のミスで失点した。もの凄く悔しい。私自身も勉強させてもらった。来年はACLで優勝してアジア王者としてもう一度この場に立ちたい。選手もそう思っているのではないかと感じている」とUAE開催となる来季のリベンジに意欲を見せた。

続きを表示

2016年12月19日のニュース