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小さな体で14年…36歳FW深井正樹が現役引退 鹿島、名古屋、千葉などで活躍

[ 2016年12月11日 18:22 ]

 J3相模原はFW深井正樹(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 山梨県出身の深井は韮崎高、駒沢大を経て2003年に鹿島入り。その後、新潟、名古屋と渡り歩き、08年夏には当時J1残留争い中だった千葉(現J2)へ加入し、駒沢大時代の同期生だったFW巻誠一郎(36=現J2熊本)と再び2トップを組むなど活躍。その後、怪我もあって13年限りで千葉を退団したが、リハビリしながら千葉のPR役を務めた。リハビリを乗り越え、14年のシーズン途中にJ2長崎入り。今季から相模原に在籍していた。リーグ戦の通算成績はJ1が158試合25得点、J2が132試合20得点、J3が28試合5得点。身長1メートル61と小柄ながら得点能力の高い選手としてプロで14年間プレーした。

 深井はクラブを通じ、「2016シーズンをもちまして、現役を引退する事を決めました。鹿島でプロサッカーをスタートさせ、新潟、名古屋、千葉、長崎、相模原と6チームで14年間プレーさせていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を交えて引退を報告。

 「勝った時も負けた時も、みんなとハイタッチした温かさは決して忘れません。大好きなサッカーで沢山の事を学び、沢山の仲間が増えました。プロサッカー選手はやめますが、大好きなサッカーからは離れることができないです。今までの経験を活かし、少しでもサッカーに恩返しができるようにこれからも頑張っていきます!いつも応援してくれたファン、サポーター皆様、指導していただいた監督コーチの皆様、チーム関係者の皆様、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」とメッセージを送った。

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2016年12月11日のニュース