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シャペコエンセに優勝杯 南米連盟、賞金も授与

[ 2016年12月6日 11:01 ]

 南米サッカー連盟は5日、シャペコエンセ(ブラジル)の選手らが南米カップ決勝出場のために乗った航空機が墜落した事故を受け、同クラブに同大会の優勝トロフィーと賞金200万ドル(約2億2800万円)を授与すると発表した。英BBC放送が報じた。

 優勝を譲ると申し出た対戦相手だったコロンビアのクラブにもフェアプレー賞と賞金100万ドル(約1億1400万円)を贈る。

 AP通信によると、ブラジル・サッカー連盟は来年1月にブラジルとコロンビアの代表チームで親善試合を行うと発表した。収益は遺族に贈られる。同連盟はシャペコエンセに150万ドル(約1億7100万円)の寄付もする。

 シャペコエンセは事故で主力選手の大半を失った。ブラジル国内では複数の強豪クラブが所属選手の期限付き移籍を探るなど支援の輪が広がっている。

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2016年12月6日のニュース