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川崎F・藁科社長悲痛「いつか対戦」夢かなわず「悔しさ募る」

[ 2016年11月30日 18:28 ]

川崎F時代のアルトゥール・マイア
Photo By スポニチ

 ブラジル南部を拠点とするサッカーチーム、シャペコエンセの選手らが搭乗していた航空機がコロンビアで墜落した事故を受け、事故機に搭乗していたアルトゥール・マイア選手(享年24)が昨年プレーしていたJ1の川崎Fが30日、クラブの公式サイトで同選手の悲報を伝えた。

 クラブは「2015シーズンに、川崎フロンターレに所属しておりましたアルトゥール マイア選手(現 ブラジル1部リーグ シャペコエンセ所属)が、11月28日に発生したチャーター機墜落事故によりご逝去されました。(享年24歳)」と発表。「ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」と続けた。

 また、藁科社長のコメントも発表。「アルトゥール マイア選手の突然の悲報に接し、言葉を失っています。24歳という若さ、ご家族皆様のお気持ちを思うと悔しさばかりが募ります。一緒に過ごした時間は短かったですが、共に勝利を目指して戦った大切な仲間としてとても残念です。いつか彼がブラジルを代表する偉大な選手となり、ピッチで対戦できる日が来ることを夢見ていました。今回の痛ましい事故により、Jリーグで共に戦った多くの仲間が犠牲になりました。今はただ救助された方々の一日も早いご快癒をお祈り申し上げます。遠方の地より謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします」としている。

 アルトゥール・マイア選手は昨年8月に川崎Fへ期限付き移籍で加入。J1リーグ戦4試合に出場(無得点)した。

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2016年11月30日のニュース