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サッカー界が哀悼の意「年間ベストイレブンはシャペコエンセの選手だ」

[ 2016年11月30日 12:01 ]

シャペコエンセのロゴマークに花が添えられる (AP)
Photo By AP

 ブラジル南部を拠点とするサッカーチーム、シャペコエンセの選手らが搭乗していた航空機がコロンビアで墜落した事故を受け、多くのサッカー関係者が哀悼の意を表している。

 サッカーの「王様」、元ブラジル代表のペレ氏は「ブラジルのサッカー界は悲しみに暮れている。何という悲劇的な損失だろう」と悲しみのメッセージを送り、元アルゼンチン代表のスター選手、マラドーナ氏も自身のフェイスブックに「亡くなられた全ての方々にお悔やみを申し上げる」とつづった。

 グスタボ・トカンチス選手(20)も突然の悲劇で心を痛めた一人。現在はポルトガルでプレーしているが、6月まではブラジルのサンパウロを拠点とするサッカーチーム、コリンチャンスに所属。FIFPro年間ベストイレブンは世界中のプロサッカー選手の投票で決められるが、トカンチス選手は墜落事故で犠牲となった選手を悼み、すべてのポジションにシャペコエンセのプレーヤーの名を書き込んだのだった。

 トカンチス選手は29日に自身のインスタグラムを更新。名前が記入された投票用紙の写真を公開し、キャプションには「11人しか選べないが、シャペコエンセの選手全員に哀悼の意を捧げる」とメッセージが添えられていた。

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2016年11月30日のニュース