×

浦和 10年ぶり年間王者王手!阿部主将が決勝PK、鹿島に先勝

[ 2016年11月29日 21:18 ]

明治安田生命JリーグCS決勝第1戦 ( 2016年11月29日    カシマ )

<鹿島・浦和>後半、浦和・阿部(中央)はPKを決め喜ぶ
Photo By スポニチ

 Jリーグの年間王者を決める明治安田生命チャンピオンシップ(CS)は29日、カシマスタジアムで決勝第1戦が行われ、年間勝ち点1位の浦和と第1ステージ覇者で年間勝ち点3位の鹿島が対戦。後半12分にMF阿部勇樹(35)のPKで先制した浦和が1―0で勝利を収め、2006年以来10年ぶり2度目の年間王者に王手をかけた。第2戦は12月3日に浦和のホーム・埼玉スタジアムで行われる。

 浦和は後半12分、2012年まで鹿島に在籍していたFW興梠慎三(30)が得たPKを主将のMF阿部が右足でゴール中央に決めて先制。そのまま1―0で逃げ切った。

 鹿島は一発勝負のCS準決勝で年間勝ち点2位の川崎Fに1―0で勝ち、浦和の待つ決勝に進んだが、ホーム&アウェー方式の決勝ではホームで黒星発進。1点を先制された直後の後半17分には、右足第5中足骨の負傷で公式戦4試合を欠場していたMF柴崎岳(24)を1カ月ぶりに投入し、その柴崎が同20分にMF遠藤の落としから右足で強烈なシュートを放つ場面もあったが、追いつくことはできなかった。

 CS決勝はホーム&アウェー方式で行われ、2試合終了時点で勝利数の多いチームが優勝。勝利数が同じ場合は(1)2試合の得失点差(2)2試合におけるアウェーゴール数の順で順位を決め、(1)(2)ともに同じ場合は年間勝ち点で上位の浦和が年間王者となる。

続きを表示

この記事のフォト

2016年11月29日のニュース