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岡山“PO初出場対決”制し決勝進出!後半終了間際に赤嶺が劇的弾

[ 2016年11月27日 17:31 ]

J1昇格プレーオフ準決勝 ( 2016年11月27日    松本 )

<松本・岡山>松本に勝利し勝ち越しゴールを決めた岡山・赤嶺は喜ぶ
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 来季の昇格ラスト「1枠」を懸けたJ1昇格プレーオフ(PO)は27日、各地で準決勝2試合が行われ、岡山(6位)が松本(3位)とのPO初出場同士による戦いを2―1で制して、12月4日に行われる決勝進出を決めた。松本は降格から1年でのJ1復帰を逃した。

 立ち上がりから守備の時間が続いた岡山。それでも今季リーグ2戦で1勝1分け、計3得点の相手にPOでも相性の良さを見せつけた。前半23分、FW赤嶺のロングボールに反応したFW押谷が抜け出し、ペナルティーエリア手前から右足でシュート。ゴール左へ突き刺し先制点を奪った。

 後半29分に同点に追いつかれたが、ロスタイム突入後の同47分に赤嶺が決めて勝ち越し。そのまま歓喜の笛を聞いた。

 先制しながら追いつかれることも想定内だったとし「粘り強く、じたばたせずに団結してやってくれた」と長沢監督。レギュラーシーズン6位からの“下克上”昇格に王手をかけたが「我々はチャレンジャー。しっかり練習して(サポーターへ)いい報告ができるよう、一丸となって戦いたい」ときっぱり。決勝ゴールの赤嶺もC大阪との決勝を見据え「全力で頑張りたい」と誓った。

 自動昇格を決めた清水と勝ち点で並びながら得失点差で及ばすPOに回った松本。反町監督以下「これをエネルギーにしたい」と話していたが、年間勝ち点で19の大差をつけていた岡山の前に屈し、降格から1年でのJ1復帰はならなかった。

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