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川崎F小林が“男気残留”G大阪、神戸、鳥栖オファーで争奪戦も

[ 2016年11月26日 21:16 ]

川崎Fに残留することを発表した小林(左)
Photo By スポニチ

 川崎FのFW小林悠(29)が26日、自身のブログを更新。G大阪、神戸、鳥栖から好オファーを受け争奪戦となっていたものの、残留することを表明した。

 ブログ冒頭で小林は「報道などでご心配おかけしていましたが、小林悠は川崎フロンターレとの契約を延長することにしました」と報告。続いて「この決断に至るまで正直相当な心の葛藤がありました。僕はサッカー選手でもあり、いつもどんな時も支えてくれる妻の夫でもあり、2人の大切な子どもたちの父親でもあります。サッカー選手として何を目指すべきか、更には家族のことなど、様々なことをトータルで検討した結果、フロンターレが一番だと思いました」としている。

 さらに「その中でも最大の決め手はサポーターの皆さんの存在です。2010年にフロンターレに入って以来、試合に出れない時も常にそばで温かい言葉をかけていただき支えてもらってきました。皆さんの声に苦しい時も助けられました。等々力のあの雰囲気のおかげで頑張ってこれました」と残留の理由をつづった。

 最後に「先日のチャンピオンシップではチームの力になれなくて不甲斐ない気持ちでいっぱいでした。その時に思いました。やっぱり僕はフロンターレでタイトルがとりたいんだな…と。他のチームでとっても意味がないとその時に強く思いました。この悔しさはやはりピッチでしか晴らすことが出来ないと思います。まずはしっかりとリハビリをし、次の天皇杯に出れるよう準備をしていきます。サポーターの皆さんも共に戦ってください」と締めくくった。

 今季年俸3000万円の小林に対し、G大阪、神戸、鳥栖の3クラブは1億円を超える好条件を提示したとされるが、それを蹴っての“男気残留”。川崎FはすでにFW大久保嘉人(34)がFC東京への移籍を表明しているが、今季リーグ最多となるチーム総得点68点中、30得点を挙げた2人(ともに15点)のダブル流出は免れた。

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2016年11月26日のニュース