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ミラン、ターンオーバーも…本田4戦連続ベンチスタートの予想

[ 2016年11月26日 13:02 ]

本田圭佑

 日本代表FW本田圭佑(30)の所属するACミランのヴェンチェンツォ・モンテッラ監督(42)は25日、26日(日本時間27日)の敵地エンポリ戦に向け数人の選手を入れ替えるターンオーバー制の適用を示唆したが、本田は4戦連続でまたしてもベンチスタートとなる見通しとなった。

 モンテッラ監督は25日、エンポリ戦に向け定例の前日公式会見に臨み、「フィジカルというよりメンタル面で疲労がある」と指摘したスロバキア代表MFクツカ(29)、FWニヤン(21)らに休息を与える方針を示唆。それを受け、地元紙は指揮官が本田も今季初先発を飾った10月25日のジェノア戦同様にターンオーバーを適用される可能性が高まったとした。

 それでも、地元紙によれば、クツカの代役はチリ人MFマティアス・フェルナンデス(30)、ニヤンのポジションには今季インサイドハーフで起用されることが多いボナベントゥーラを1列前に上げて起用される可能性が高いようで、本田にジェノア戦以来今季2度目となる先発のチャンスは与えられる可能性は低いという。

 本田はモンテッラ監督が新指揮官に就任した今季はここまで、後半17分に交代を告げられたジェノア戦も含め、出場は13戦中3試合で、出場時間も計81分とわずか。今季限りで契約が満了することもあり、移籍市場の開く来年1月での移籍の可能性が頻繁に報じられている。

 2-2のドローに終わった21日のインテル・ミラノとのミラノダービーで、ライバルのスペイン人FWスソが2得点をマークしたことも、その可能性に拍車を掛けているとされている。モンテッラ監督は25日の会見でその本田についても言及。同じく1月の移籍の可能性が高いFWルイス・アドリアーノとともに「彼らについても、移籍マーケットの話をするのはまだ(時期が)早い」とコメントしているが、日本代表でも苦境に立たされている本田にはミランでもまだまだ厳しい状況が続きそうだ。

 なお、地元紙が予想するエンポリ戦のミラノの予想布陣は以下の通り。

 4-3-3。GK・ドンナルンマ、DF・アバーテ、ゴメス、パレッタ、アントネッリ、MF・フェルナンデス、ロカテッリ、パサリッチ、FW・スソ、ラパドゥーラ、ボナベントゥーラ

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2016年11月26日のニュース