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浦和 3冠消滅…川崎Fに3度追いつかれPK戦で散る

[ 2016年11月13日 05:30 ]

天皇杯4回戦 ( 2016年11月12日    ベアスタ )

<川崎F・浦和>PK戦に敗れガックリの浦和イレブン

 天皇杯は各地で4回戦5試合が行われ、3冠を目指した浦和が早くも散った。Jリーグ・チャンピオンシップ(CS)を控えるチーム同士の対決となった川崎F戦は延長の末に3―3と決着がつかず、PK戦は1―4で敗退。3度リードする展開を生かせなかった。準々決勝4試合は12月24日に行われる。

 3冠への道が閉ざされた。90分で2度リードした浦和だが、粘る川崎Fに追いつかれて延長に突入。同前半7分に速攻から途中出場のMF青木が今季初得点をねじ込んだが、終盤のパワープレーに屈して振り出しに戻された。PK戦では、右隅を狙った2人目のFWズラタンがGKに阻まれ、3人目のFW興梠は左ポストを叩いた。「勝つチャンスが3度もあった。自分が(PKを)外して悔しい」と興梠。前回の準優勝チームが早々と敗退した。

 今月29日からチャンピオンシップ決勝に臨む浦和は、川崎Fと再戦する可能性もある。後半13分に途中交代を告げられたMF柏木は「自分が変化を与えられず反省している。次は、より難しい試合になる」と話した。天皇杯のタイトルはついえたが、10年ぶりのリーグ制覇に向け全精力を注ぎ込む。

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2016年11月13日のニュース