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神戸DF相馬崇人が今季限りで現役引退「14年間、やり切った」

[ 2016年11月10日 16:25 ]

神戸のDF相馬崇人

 J1神戸は10日、DF相馬崇人(35)が今季限りで現役引退すると発表した。12日にホーム・ノエビアスタジアム神戸で行われる天皇杯4回戦・鹿島戦の試合後に引退セレモニーを行う。

 相馬は東京Vの下部組織から国士舘大を経て2003年に当時J1の東京Vに加入。06年に浦和に移籍し、同年のリーグ優勝、07年のアジア・チャンピオンリーグ制覇を経験し、同年のクラブW杯では2アシストの活躍を見せた。07年にはオシム監督の下で日本代表候補にも選出。09年からポルトガル1部マリティモ、ドイツ2部コトブスと海外でプレーした後、11年7月に神戸入りし、2年半ぶりに日本復帰。今季はリーグ戦23試合に出場した。通算成績はJ1は194試合11得点、J2は18試合1得点。

 クラブを通じて「今年限りで14年間続けてきた現役生活を引退することに決めました。育てていただいた南百合ヶ丘少年サッカークラブ、ヴェルディの下部組織、国士舘大学に心から感謝しています。東京ヴェルディ、浦和レッズでそれぞれ3年間、ドイツ、ポルトガルの海外でもプレーすることもでき、色々な経験やリーグ優勝などタイトルも獲ることが出来ました。この14年間を振り返って思い残すことも無く、自分自身のなかではやり切った思いがありますので、今まで関係していただいた全ての皆様には感謝の言葉しかありません。本当に今までありがとうございました。そして、神戸に在籍した5年半は、降格も経験しましたし、楽しい思い出、苦い思い出、いろんなことがありましたが、本当に充実した楽しい時間を過ごさせていただきました。そして、優勝までは届きませんでしたが、最高順位で終われたこのシーズンに、最後にプレー出来たことを凄く幸せに思っています。神戸で5年半プレー出来たのも自分だけの力ではありませんし、監督、選手、スタッフを含め、ヴィッセル神戸に関わる皆様とサポーターの皆様、そして、家族に心から感謝しています」とコメントしている。

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2016年11月10日のニュース