清武　サウジ「７番」警戒　中盤でボール持てる

練習で笑顔を見せる（左から）山口、清武、岡崎

　清武がサウジアラビアの“攻略法”について語った。「手ごわい相手。今まで（の対戦相手）と大きく違うのは、中盤でボールを持てる」と警戒。「そこ（中盤）でボールを奪えれば一気にチャンス。持たせてカウンターというのもあり」と話した。

　要注意選手として挙げたのは、中盤のＭＦアルファラジュ＝写真＝だ。「７番が左利きで、ボールを持てる。そいつを経由してボールが回っていくので、ボールを触らせなければ、回らなくなるんじゃないか」。そう話した一方で「引いて（パスを）受けたりもするので、わざとボールを持たせるのもあり」と別の対応策もイメージした。

　サウジアラビア戦を前に１１日にはオマーンと親善試合を戦う。４年前の１２年１１月１４日、Ａ代表で初得点を決めた相手がオマーンだった。「意識はするけど、サウジ戦が一番大事。そこまで気持ちは張り詰めていない。リラックスして臨みたい」。翌日の１２日が２７歳の誕生日。２６歳で迎える最後の一戦を制し、本番へギアを上げていく。