×

インテル新監督にピオリ氏 4月までラツィオ指揮

[ 2016年11月9日 00:30 ]

インテルミラノの新監督に就任したステファノ・ピオリ氏(AP)

 日本代表DF長友佑都(30)が所属するインテル・ミラノは8日、新監督に4月までラツィオを率いたステファノ・ピオリ氏(51)が就任すると発表した。2018年6月まで。

 ピオリ氏はセリエAではパルマ(06~07年)、キエーボ(10~11年)、パレルモ(11年)、ボローニャ(11~14年)、ラツィオ(14~16年)などを指揮。14~15年にラツィオをリーグ3位に導いた実績がある。

 インテルは、8月にプレシーズンでの成績不振を理由にロベルト・マンチーニ監督(51)を解任。後任に、前アヤックスのフランク・デブール監督(46)が就任したが、リーグ戦(9位)、欧州リーグ(1次リーグK組最下位)ともに低迷。今月1日に就任わずか3カ月で解任されていた。

 地元メディアでは、デブール監督の解任直後から、後任候補にピオリ氏が浮上。しかし、経営権を持つ中国の蘇寧グループが同氏の就任に待ったをかけたと報じられ、同グループがコンサルタントを依頼している大物代理人ジョーラブシャン氏からの推薦で、元オランダ代表監督のフース・ヒディンク氏(70)ら外国人指揮官が候補に浮上。クラブ内での混乱ぶりが伝えられていたが、結局はセリエAをよく知るイタリア人監督に巻き返しを託すことになった。

続きを表示

2016年11月8日のニュース