浦和ハーフタイム時は２位に転落　「落ち着いていこう」と意思統一

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第１７節 （ 2016年11月3日    埼玉 ）

＜浦和・横浜＞試合終了後、サポーターと勝利の歌を歌う浦和イレブンとスタッフ

　浦和は、過去の経験を生かした試合運びだった。０―０のまま前半が終了すると、ロッカールームではペトロヴィッチ監督が勝ち点１差で追う川崎ＦがＧ大阪からリードを奪っている状況を伝えた。

　その段階では勝利が絶対条件となる中でも、「落ち着いていこう」と攻め急ぐことのないよう意思統一したという。「昔なら慌てて攻撃にいっていた。大きく成長したと思う」とＤＦ槙野。攻守のバランスを崩すことなく我慢の姿勢を見せたことが、後半２１分の柏木の先制点を呼んだ。同点ゴールこそ浴びたが、槙野は「ＣＳに向けて良いメッセージ。もう一度、立て直したい」と前向きに捉えていた。