松本、14戦不敗で２位死守　途中出場コンビで決勝点「勝てて良かった」

明治安田生命Ｊ２第３８節最終日 （ 2016年10月30日    ＮＤスタ ）

　明治安田生命Ｊ２リーグは３０日、第３８節が行われ、１年でのＪ１復帰を目指す松本が苦しみながら１―０で山形に競り勝ち、１４戦連続負けなしで自動昇格圏の２位を死守した。

　２９日に群馬に４―０で勝った清水に勝ち点７２で並ばれ、得失点差で暫定２位の座を清水に譲って迎えた１戦。負ければＪ１昇格プレーオフに回る３位に約４カ月ぶりに転落の可能性もあった。

　前半終了間際に山形のＭＦディエゴが一発退場となり、数的優位で試合を進めながらなかなかゴールを割れないで迎えた後半３８分。直前に途中出場していたＭＦ宮阪の蹴った左ＣＫを、やはり後半３５分に途中出場していたＦＷ三島が頭で決めて勝ち点３をもぎ取った。

　「勝つことしか考えていなかった。勝てて良かった」と振り返った三島はこれで２試合連続ゴール。「下のチームを気にしないで自分たちで戦おうと思っても、他のチームが勝っているとどうしても負けられないという思いがある。とにかく勝ちたかったんで良かったです」と胸をなで下していた。