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本田待望リーグ戦初先発も期待外れ…試合勘不足 地元紙最低評価

[ 2016年10月27日 05:30 ]

セリエA第10節 ( 2016年10月25日 )

<ジェノア・ACミラン>今季初めて先発出場で攻め込む本田
Photo By 共同

 ACミランの日本代表FW本田圭佑(30)が25日のアウェー・ジェノア戦で今季リーグ10戦目にして初先発を果たしたが、消化不良の内容に終わった。最終ラインまで下がって守備に参加した前半11分には味方のオフサイドトラップを乱して失点に絡むなど試合勘不足を露呈。攻撃でも相手のマンマークに苦しめられ、全く存在感を示せないまま後半17分に交代を告げられた。

 右FWの1番手のスソを休ませるため、巡ってきたチャンスをフイにしてしまった。モンテッラ監督は「熟慮したことなので後悔はしていない」と話したが、期待外れの内容に地元紙の採点も軒並み低評価だった。コリエレ・デロ・スポルト紙は「彼は全く試合に入ってこなかった」としてチーム最低の4点と手厳しかった。

 本田は取材エリアを通らずにチームバスへと乗り込んだ。試合勘を取り戻すには意味のある一戦となったが、来月15日にW杯最終予選サウジアラビア戦を控える日本代表にとっては逆に、不安の残る結果となってしまった。

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2016年10月27日のニュース