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リトルなでしこ連覇夢散 シュート24本も0点…北朝鮮にPK負け

[ 2016年10月23日 05:30 ]

U―17女子サッカーW杯決勝 ( 2016年10月21日    ヨルダン・アンマン )

全6試合フル出場の主将・長野(左)が大会優秀選手にえらばれたが、PKで敗れ連覇はなら (AP)
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 サッカーのU―17女子W杯は21日、ヨルダンのアンマンで決勝が行われ、日本は北朝鮮に0―0からPK戦の末に4―5で敗れて大会初の2連覇を逃した。北朝鮮は4大会ぶり2度目の優勝。大会優秀選手には主将として全6試合にフル出場した主将のMF長野風花(浦和ユース)が選ばれた。

 あと一歩のところで14年コスタリカ大会に続く栄冠を逃した。シュート数24本と攻め込みながらも得点が入らずに迎えたPK戦。5人全員が決めた北朝鮮に対し、日本は4人目の金勝(浦和ユース)が外した。2連覇を逃した楠瀬監督は「(日本が)チャンピオンにならないといけない試合だった」と悔やんだ。前半のシュート数は14―2と圧倒。後半も終盤には一方的に押し込んだ。しかし、1点が遠かった。大会MVPに輝いた長野は「このトロフィーを見ることによって、今回の敗戦の悔しさを忘れられずに向上心を持ち続けられる」と視線を前へ向けた。

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2016年10月23日のニュース