１メートル９７シュミット“身長に甘えない”技術磨く

前日にケガをしたシュミット（左）と話すハリルホジッチ監督
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　日本代表候補のＧＫトレーニング合宿は１９日、大阪府内で練習を行い３日間の日程を終えた。

　初招集となったＧＫシュミット・ダニエル（２４＝Ｊ２松本）は１８日に左足首を痛めた影響で全メニューを見学したが「すぐにでも代表で活躍するイメージができた」と定位置獲得へ自信。１メートル９７の長身だが「身長に甘えていた部分があった。それでは世界では通用しない」と、あえて１メートル８０台の選手を参考にする方針を打ち出した。

　シュミットが名前を挙げたのは、１メートル８３のチリ代表のブラボ（マンチェスターＣ）と１メートル８８のスロベニア代表のオブラク（Ａマドリード）。「ステップワーク、最高到達点でキャッチすることなど学ぶべき点は多い」と語った。

　一方で、今合宿に参加した他の５選手から刺激を受けた点を聞かれると「特にないです」ときっぱり。「日本人にないものが自分にもあるので、違いを見せたい」と力を込めた。負傷した左足首は「問題ない」と軽傷を強調。Ｊ１昇格を目指すＪ２松本に戻り、レベルアップを図る。