長友所属インテル、監督解任危機　伊紙報道　連敗なら即刻指揮官交代も

　日本代表ＤＦ長友佑都（３０）が所属するインテル・ミラノのフランク・デブール監督（４６）が解任の危機に立たされていると、１８日付のイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じた。

　開幕直前にロベルト・マンチーニ前監督がチームを去り、昨季までオランダの名門アヤックスを率いていたオランダ人指揮官を招へいしたインテルは、９月１８日に王者・ユベントスをホームで２―１で破るなど順調な滑り出しを切ったと見られていた。だが、その後は主将イカルディに関するピッチ外でのゴタゴタなどもあり、１５日のホーム・カリアリ戦も１―２で黒星。第８節を終え、３勝２分け３敗の１１位に沈んでいる。

　またサウサンプトン（イングランド）、スパルタ・プラハ（チェコ）と同組に入った欧州リーグでも、２戦２敗でグループ最下位。同紙によれば、１２月のクリスマス休暇までに結果およびプレーでの改善が見られなければ、年内での指揮官交代の可能性があるという。また同紙は、もし２１日の欧州リーグのホーム・サウサンプトン戦、２３日のリーグ戦の敵地アタランタ戦で連敗するようなことがあれば、それこそ即刻交代の可能性も浮上していると報じている。なお、後任候補の名前については報じられていない。