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岡崎“不在”が一因 レスター低迷の理由 英記者が指摘

[ 2016年10月16日 18:45 ]

レスターの岡崎(AP)
Photo By AP

 昨季プレミアリーグで初優勝を果たしたレスターが今季低迷している一因として、地元記者が日本代表FW岡崎慎司(30)の“不在”を挙げた。

 英紙ガーディアンのスチュアート・ジェームズ記者は、16日放送の英テレビ局スカイ・スポーツのサッカー情報番組「サンデー・サプリメント」に出演。15日にチェルシーに0―3と大敗し、リーグ暫定13位と苦しむレスターについて分析した。優勝した昨季との一番の違いについて、開幕8試合で14失点を喫している守備のもろさにあると説明。最終ライン前の防波堤として機能したフランス代表MFカンテの退団(チェルシーへ移籍)、ワールドクラスのセンターバック獲得しなかった補強策の失敗を指摘した。

 さらに「岡崎を起用していないことも一因として挙げられる。昨季の得点数(5得点)はたしかに十分でなかったが、中盤とFWバーディーをつなぐリンクプレーは非常に重要だった。さらに、ボールのないところでの動きも秀逸だった」とコメントした。岡崎は15日のチェルシー戦で遠征メンバーには入ったものの、日本代表での疲労が考慮されてベンチ外。今季は新加入のアルジェリア代表FWスリマニに先発の座を奪われ、リーグ戦は出場わずか5試合(先発3試合)で無得点となっている。

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2016年10月16日のニュース