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ハリル監督、ドローにいら立ち隠せず「本田がもっと良ければ勝てた」

[ 2016年10月11日 20:11 ]

W杯アジア最終予選B組 ( 2016年10月11日    メルボルン )

<オーストラリア・日本>後半、もつれて倒れる本田
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 サッカーの18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場を懸けたアジア最終予選が11日行われ、B組4位の日本(FIFAランク56位)は敵地メルボルンで同首位のオーストラリア(同45位)と対戦。MF原口元気(25=ヘルタ)のゴールで前半5分に先制したものの、PKで追いつかれて1―1で引き分け、通算成績を2勝1分け1敗とした。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(64)は「勝ち点1(を得た)というより、勝ち点2を失ったという感じ」とぶ然とした表情で、「このようなファウルはしてはいけない」と先制点を決めながらも後半8分に相手を倒してPKを与えた原口のプレーを批判。

 「チームはしっかりオーガナイズしてオーストラリアにチャンスを作らせなかった」とB組首位チーム相手をPKによる1失点に抑えた守備については評価したものの、「2、3回は得点を取るチャンスがあったし、勝ち点2を失ったという感じです」と攻撃について不満を示し、「もう少しフレッシュさ、スピードがあれば勝ったと思う」と振り返った。

 B組4位と追い込まれた試合で、6日のイラク戦(埼玉)から先発4人を入れ替え。イラク戦では右MFだった本田を1トップに起用した。だが、その本田が不発に終わり、「本田がもっとパフォーマンスが良ければこの試合は勝てたと思う」といら立ちを隠さなかった。

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