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前半1―0で折り返し 原口、カズ以来22年ぶり最終予選3戦連続先制弾

[ 2016年10月11日 18:48 ]

W杯アジア最終予選B組 ( 2016年10月11日    メルボルン )

<オーストラリア・日本>>前半、先制ゴールを決める原口
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 サッカーの18年ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場を懸けたアジア最終予選第4戦が11日に行われ、2勝1敗でB組4位の日本(FIFAランク56位)は敵地メルボルンで同組首位のオーストラリア(同45位)と対戦。MF原口元気(25=ヘルタ)の最終予選3試合連続となるゴールで先制し、前半を1―0で折り返した。

 6大会連続6度目のW杯出場を目指す日本は2―1で辛勝した6日のイラク戦(埼玉)から先発4人を入れ替え、イラク戦で出番がなかった香川がトップ下で先発復帰。左足首痛の岡崎やイラク戦で活躍した清武がベンチスタートとなり、2列目の右に小林、左に原口、1トップには本田が入った。

 イラク戦は途中出場した山口の劇的なロスタイム弾で勝利を挙げたものの、オーストラリアに負ければバヒド・ハリルホジッチ監督(64)の進退問題が浮上することに変わりはない。何としても勝利が欲しい日本だったが、幸先良く先制したのは前半5分だった。

 原口が自陣で相手のパスミスをカットし、長谷部へパス。本田のスルーパスに抜け出した原口はペナルティーエリア内へ進入すると、GKとの1対1を冷静に左足で決めた。原口は1994年の三浦知良(現J2横浜FC)以来22年ぶり史上2人目となるW杯最終予選での3戦連続先制弾となった。

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