×

原口 3戦連発も痛恨PK献上「責任感じる」、次戦へ「勝ち点3を」

[ 2016年10月11日 20:21 ]

W杯アジア最終予選B組 ( 2016年10月11日    メルボルン )

<オーストラリア・日本>後半、PKにつながった原口のファウル
Photo By スポニチ

 笑顔はなかった。日本代表のMF原口元気(25=ヘルタ)が、W杯アジア最終予選で3試合連続ゴールとなる先制弾を決めたものの、自らのファウルで同点に追いつかれるPK弾を献上した。

 試合後、原口は「まあ…チームとして非常にいい試合をしていたので、責任を感じますし…。まあ、悔やんでも仕方ないので、次に挽回できるように頑張りたい。全員がハードワークしていましたし、勝利のためにみんな、本当に頑張っていたので申し訳ないなあと思います」と言葉に詰まりながら振り返った。

 後半5分、FWジュリッチへのファウルを取られ、PKで同点に追いつかれた。W杯予選ではオーストラリアにこれで5分け2敗。また勝てなかったが、それでも狙い通りの攻撃で先制しただけに悔やまれる。

 前半5分、原口はハーフウェーライン付近で自らのパスカットから長谷部、本田とつながった速攻で、本田のスルーパスに反応。相手GKとの1対1から左足でゴール右隅に流し込んだ。

 「狙っていた形というか、監督に何度も何度も言われていた形がきれいに出た。得点に関しては自分たちの形が出たかなあと思う」。それだけ余計に悔しさは募った。

 「こういう試合ができて、なおかつミスがなければ勝ち点3を取り続けられると思うので。またもう一回、1カ月後ですけど、勝ち点3を取れるよう準備していきたい」と雪辱を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2016年10月11日のニュース