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J2東京V MF南に禁錮10月、執行猶予3年 今季中の公式戦出場自粛へ

[ 2016年10月11日 17:19 ]

東京VのMF南秀仁
Photo By スポニチ

 J2東京Vは11日、MF南秀仁(しゅうと、23)が昨年9月18日に起こした交通事故に関して横浜地方裁判所川崎支部で行われた裁判に被告人として出廷し、過失運転致傷で禁錮10月、執行猶予3年の判決を受けたと発表。社会的責任の大きさと判決の内容を鑑み、クラブから南に対して今季中の公式戦出場自粛という処分を科した。南に控訴する意思はないという。

 南は昨年9月18日午後1時半ごろ、神奈川県川崎市麻生区の県道3号線上において、前方で対向車に車線を譲るために停車中の乗用車に追突する交通事故を起こした。南に怪我はなかったが、追突された乗用車を運転していた女性が救急車で搬送され、入院していた。

 クラブは「所属選手に対して非常に重い判決が下されたことを真摯(し)に受け止め、日頃より弊クラブ並びにJリーグを応援してくださる皆様に対して、信用を棄損する事実が認定されましたことをお詫び申し上げます」と謝罪。

 南はクラブを通じ、「まず何より、今回の交通事故で怪我をされた被害者の方及びご家族の皆様に対して、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありませんでした。また、日頃から応援してくださっている皆様に、ご心配とご迷惑をお掛けして、申し訳なく思っています。今回の判決の内容をしっかりと受け止めて、反省いたします」とコメントを発表した。

 南は東京Vユース所属の2種登録選手だった2010年8月22日の熊本戦でJ2歴代2位の17歳3カ月17日で途中出場してJデビュー。そのデビュー戦で初ゴールもマークした。12年にトップチームへ正式昇格。プロ4年目の昨季はリーグ戦41試合に出場し、自身キャリアハイとなるチーム最多の10得点をマークしたが、副キャプテンを務める今季はここまで17試合に出場して無得点。昨年9月13日の群馬戦でゴールしたのを最後に得点から遠ざかっている。

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2016年10月11日のニュース