本田１トップ準備　ＣＢに丸山もテスト…あらゆる状況を想定

Ｗ杯アジア最終予選 （ 2016年10月11日    オーストラリア・メルボルン ）

練習で軽快な動きを見せる本田
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　日本代表があらゆる状況を想定し、決戦へ備えた。複数の関係者によると、非公開練習のこの日は紅白戦を敢行。１トップには本田、左のセンターバックには森重に代わって丸山が入った。

　本田は１０年Ｗ杯南アフリカ大会でも１トップを務めて最前線で起点となり、攻撃を活性化させた。国際Ａマッチ７戦連続先発中の森重は、１４年１１月のキリン杯オーストラリア戦でカーヒルにマークを外されて失点した過去を持つ。丸山は高いパス精度を誇るレフティーで、前日９日の非公開練習でも主力組に入っており、大一番で代表デビューする可能性が高まった。

　また、負傷離脱した長友の代わりに左サイドバックには太田が入ったもよう。２列目は左から斎藤、清武、小林がプレー。ここまでＷ杯予選に絡んでいないメンバーも試し、万全の態勢を整えた。