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J 来季から3年ぶりに1ステージ制復活 実行委員会で合意

[ 2016年10月5日 05:30 ]

 Jリーグは4日、都内で実行委員会を開き、来季から3季ぶりに1ステージ制に戻すことで合意した。2ステージ制でチャンピオンシップ(CS)を行う現行方式の契約を18年まで残していたが、スポンサーなどの理解を得て2季で終了することが内定。12日の理事会で正式決定する。

 CSに代わる興行をつくる策として、海外クラブとの強化試合を開催するためのサマーブレークを設ける。賞金と均等配分金の大幅増、順位に応じて傾斜をつける強化配分金、降格クラブへの救済金の新設も決議。外国人の登録枠を現在の3+2(2はアジア枠、アマチュア枠など)から5に緩和し、出場枠は近く改定される可能性が高いアジアサッカー連盟の規定に合わせる方針だ。

 ルヴァン杯に20年東京五輪世代を育成するための新ルールを設けることも内定。同世代の出場枠をつくることを検討している。英パフォーム・グループと10年2100億円の放送権契約を結んだこともあり、改革に打って出る。村井チェアマンは「賞金の金額などは理事会で議論する。“日本サッカーのためなら”と理解していただいたスポンサーに感謝したい」と語った。

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2016年10月5日のニュース