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丸山桂里奈 今季限りで引退…元なでしこ、11年独W杯優勝貢献

[ 2016年10月1日 05:30 ]

女子サッカー元日本代表FW丸山桂里奈

 女子サッカーの元日本代表FW丸山桂里奈(33=コノミヤ高槻)が30日、所属クラブを通じ、今季限りでの現役引退を発表した。丸山は02年に代表デビューし、五輪にはアテネから3大会連続で出場。11年ドイツW杯では、準々決勝ドイツ戦の延長後半に劇的な決勝ゴールを決めた。

 主にスーパーサブとして起用された代表では79試合に出場し、14得点を記録。ロンドン五輪出場を懸けた11年アジア最終予選で右膝の前十字じん帯を断裂するなど、ケガに苦しんだ時期もありながら、明るいキャラクターでなでしこきっての人気者となった。

 「素晴らしい監督、コーチ、スタッフ、サポーター、そして一番は高槻のチームメートと出会えたことに感謝しています。その思いを胸に残り4戦に全てを出し切ります」とコメント。11年W杯戦士は最下位に沈むチームの1部残留を手土産にして、ピッチを去るつもりだ。

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2016年10月1日のニュース