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鹿島・永木が唯一の初招集 FK得意なボランチ「豪州戦で必要に」

[ 2016年9月30日 05:30 ]

唯一の初招集となった鹿島МF永木

W杯アジア最終予選代表26人発表

 鹿島MF永木が日本代表に初選出された。新戦力はただ一人で、ハリルホジッチ監督は「オーストラリア戦で必要になる。しっかりボールを奪う。デュエルも恐れない選手」と高く評価。敵地で行われるアジアのライバルとの一戦に向けた“秘密兵器”に指名した。

 永木は今季、湘南から鹿島に移籍。第1ステージこそ先発はわずか1試合にとどまったが、第2ステージは序盤からボランチでのレギュラー争いに食い込み、最近3試合は定位置を確保。22日に行われた天皇杯のJ2岡山戦では指揮官が視察する中、約25メートルのミドルシュートを決め、この日の選出につなげた。日本代表はこれまで、国内組の候補合宿に招集されたことはあったが、海外組を含めた“フル代表”は初めてだ。

 「日本代表に選出されて光栄です。ただ、選ばれただけで満足するつもりはありません。18年に日本がロシアのピッチに立てるように。そして、自分も立っていられるよう、全てを懸けて戦います」とコメント。FKの名手としても知られるボランチが崖っ縁に立つ日本の救世主になる可能性を秘めている。

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2016年9月30日のニュース