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武藤 先制弾で勝利貢献も…10月の代表戦へ不安残す負傷交代

[ 2016年9月30日 02:00 ]

欧州リーグ1次リーグC組 マインツ3―2ガバラ

(9月29日)
 マインツ(ドイツ)の日本代表FW武藤嘉紀は敵地でのガバラ(アゼルバイジャン)戦に1トップで先発出場。前半41分に欧州リーグ初得点となる先制ゴールを挙げた。しかし、古傷である右膝を負傷し後半39分に途中交代となり、10月の日本代表戦へ不安を残した。

 武藤は前半41分、左サイドをオーバーラップしてきたDFビュスマンのパスをペナルティーエリア内左で受けると、縦に小さく持ち出し素早く左足を一閃。相手DFの股を抜けたボールはそのままゴール右隅へと突き刺さり先制点。18日のアウクスブルクとのリーグ戦以来、出場した公式戦2試合ぶりのゴールとなった。

 1―0で後半へと折り返すがPKを決められるなど立て続けに失点し逆転を許す。ここでFWコルドバとMFエズトゥルクを同時に投入。武藤とコルドバの2トップで反撃を狙った。

 するとその3分後、右CKのチャンスからFWコルドバが押し込み同点。同33分にはMFエズトゥルクが個人技からネットを揺らし逆転に成功。

 同36分には武藤が右からのクロスにDFと競り合いながら飛び込むがわずかに届かず。ここで右膝を負傷、その後プレーに復帰するもののピッチに座り込んでしまい、大事を取って同39分にベンチへと退いた。

 試合は3―2でマインツが勝利。1勝1分けで勝ち点を4に伸ばした。

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2016年9月30日のニュース