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U16久保からV弾!瀬古のゴール呼んだ絶妙CK U17W杯出場

[ 2016年9月26日 05:30 ]

U―16日本代表FWの久保建英

U―16アジア選手権準々決勝 U―16日本代表1―0U―16UAE代表

(9月25日 インド・ゴア)
 U―16アジア選手権の決勝トーナメント準々決勝が25日にインドのゴアで行われ、日本はUAEに1―0で勝利。準決勝進出を決め、上位4カ国に与えられる17年8月開幕のU―17W杯インド大会の出場権を獲得した。

 日本は前半30分にMF久保建英(15=FC東京U―18)の右CKから、DF瀬古歩夢(16=C大阪U―18)が先制点を挙げた。久保が左足で蹴り込んだ右CKをGKがキャッチミス。そのこぼれ球を瀬古が逃さず、右足ボレーで相手ゴールに叩き込んだ。

 その後も足元の技術と素早いパス回しで圧倒的に攻めたが追加点が奪えない。後半30分にはカウンターから決定機をつくられ、同36分にはFW宮代大聖(16=川崎F・U―18)がPKを外すなど気が抜けない戦いが続いた。1次リーグ3試合21得点の破壊力は鳴りを潜めたが、今大会無失点は継続。「ギリギリのところになったら、メンタルの比重が増してくる」。森山監督の教えを守り抜いた結果だった。

 UAEはA代表が15年アジア杯、今月のW杯アジア最終予選で敗れた因縁の相手。“弟分”が苦しみながらもリベンジに成功し、2大会ぶりのU―17W杯の出場を決めた。「U―17W杯は選手たちが大きく成長する場。その機会を失いたくない」。その指揮官の願いはかなったが、今大会は残り2試合残されている。このチームはアジア王者として、来夏の世界舞台に乗り込むつもりだ。

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