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武藤「70分出場が収穫」今季初先発でゴール“絡み”前向き

[ 2016年9月17日 05:30 ]

サンテチエンヌ戦で競り合うマインツの武藤(左)(AP)

欧州リーグ1次リーグC組 マインツ1―1サンテティエンヌ

(9月15日)
 15日に欧州リーグ1次リーグが開幕して24試合が行われ、C組でマインツのFW武藤嘉紀(24)はホームのサンテチエンヌ戦に先発し、無得点のまま後半24分に交代。試合は終盤に追いつかれて1―1で引き分けた。K組でサウサンプトンのDF吉田麻也(28)はホームのスパルタ・プラハ(チェコ)戦にフル出場して3―0の勝利に貢献。同組でインテル・ミラノのDF長友佑都(30)はホームのハポエル・ベエルシェバ(イスラエル)戦にフル出場したが、試合は0―2で敗れた。

 マインツのFW武藤が今季公式戦初先発した。4―2―3―1の1トップに入り、後半24分までプレー。後半12分の左CKのチャンスではニアサイドに走り込みマークを引きつけ、角度のない位置でしゃがんでクロスをスルー。ファーサイドに流れたボールからブンガートの先制点が生まれた。「作戦通り。自分がニアで触らずにそらして後ろに流すっていう。まぁ、作戦通りでした」。ゴールに絡んだプレーを振り返ったが、試合を通して見せ場は少なかった。

 前線からの守備でチームに貢献したが、攻撃では空回り。裏に抜け出したタイミングでパスが来ないシーンが目立ち、引いて守備を固める相手を崩し切れなかった。シュートを打てずに終わり「攻撃の人数が少なかった。攻撃に厚みがない。もっと質の高いプレーをしないといけない」と反省。18日には国内リーグ・アウクスブルク戦が控え「70分出られたことが収穫。ケガなく戦えて良かったと思うし、ポジティブに捉えたい。自信をつけていくことが大事」と前を向いた。

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2016年9月17日のニュース