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G大阪 大量得点で準決勝進出!代表勢欠くもDF丹羽が奮闘

[ 2016年9月5日 05:30 ]

<G大阪―広島>後半10分、丹羽(左)はゴールを決め、スタンドに手を挙げ声援に応える

ルヴァン杯準々決勝第2戦 G大阪6―3広島

(9月4日 吹田S)
 G大阪はホームで広島に6―3と圧勝し、2戦合計7―4で準決勝進出を決めた。2―2の後半10分にDF丹羽大輝(30)がCKから勝ち越し弾を奪うと、その後もゴールを量産。広島を突き放して3年連続となる4強切符をつかんだ。

 値千金のヘッドだった。2―2で迎えた後半10分、元日本代表MF遠藤の蹴った右CKに丹羽が反応。狭いスペースに飛び込み、頭で合わせてネットを揺らした。この勝ち越し弾で流れをつかんだG大阪は、その後にFWアデミウソンの2得点など攻撃陣が爆発。6―3で圧勝し、2戦合計7―4で準決勝進出を決めた。

 第1戦を1―1で折り返して臨んだ第2戦。スコアレスドローでも勝ち上がりが決まる状況だったが「0―0で終わるとは思っていない」と丹羽。「勝ちにいくことだけを考えてやりたい」と話していた。前半24分に先制点を奪われる苦しい展開。センターバックとして3失点を喫したことは痛かったが、攻撃面で大きく仕事をやってのけた。

 J1在籍時の公式戦では、12年8月25日の札幌戦(7―2)以来となる4年ぶりの6得点をマーク。GK東口ら代表勢を欠きながらも、大量得点を奪い3年連続となる4強への切符をつかんだ。一昨年に優勝し、昨年は準優勝に終わったルヴァン杯(旧ナビスコ杯)。覇権奪回に向け、準決勝は横浜と対戦する。

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2016年9月5日のニュース