本田“後輩愛”２失点絡むＡ代表初陣大島にフォローとアドバイス

バンコクの空港に到着した本田

Ｗ杯アジア最終予選Ｂ組 日本―タイ

（9月6日 ラジャマンガラスタジアム）
　ＭＦ本田が“後輩愛”を見せた。２日の練習前、前夜のＵＡＥ戦で２失点に絡んだＭＦ大島と数分間ピッチ上で話し込んだ。

　本田はこの日、取材対応はなかったが、大島によれば、国際Ａマッチデビュー戦の印象を尋ねられ「緊張しているつもりはなかったけど、実際にプレーしてみると、多少感覚が違っていた」と答えると「それが緊張だし、それを感じない方が逆におかしいから」と、フォローされたという。

　話はプレー面にも及び、主に攻撃面について身ぶり手ぶりを交えながら熱いトークを展開。大島は「中と外（サイド）の使い分けができれば良かった。僕はボランチなのでそこの使い分けができるように。全体を見られるようにならないといけない」と、課題を再確認できた様子だった。

　自身はＷ杯予選７試合連続ゴールを決め好調をキープしているが、６大会連続でのＷ杯出場、そして、本大会で結果を残すためには若手の台頭は不可欠。初戦で敗れたことにより、次戦以降は必勝が求められるが、中心選手としてチーム力の底上げにも同時に気を配っていく。