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最新判定機器GLT導入されていれば…高額費用がネック

[ 2016年9月2日 05:30 ]

W杯アジア最終予選B組 日本1―2UAE

(9月1日 埼玉)
 ▽ゴールライン・テクノロジー(GLT) ゴールの判定を補助する機器。FIFAは磁気型とカメラ型の2種類を認可しているが、現在はカメラ型が主流。数台のハイスピードカメラでゴールを撮影し、位置や角度の異なる映像をコンピューターで解析して、ゴール判定の場合は1秒以内に審判の腕時計に合図が送られる。13年コンフェデ杯、14年W杯ではドイツ製「ゴールコントロール4D」を採用。英国製「ホークアイ」は13~14年のプレミアリーグを皮切りに、15年女子W杯、16年の南米選手権、同欧州選手権などで採用されている。ネックは1会場につき2000万~3000万円とされる高額な設置費用がかかることで、アジアの大会では未採用となっている。

 ▼サッカーのゴール判定 ボールがゴールラインを越えて、ゴール枠の中に入れば得点となる。ゴールラインより中に完全にボールが入っていなければならず、ボールの一部でもゴールラインにかかっていたら得点は認められない(ラインの太さは12センチ以下)。ゴールを防ごうとするGKの位置などは考慮しない。

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2016年9月2日のニュース