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熊本 MF菅沼移籍後初ゴールも…1―2逆転負けで3連敗

[ 2016年9月1日 05:30 ]

<熊本―愛媛>前半28分、先制ゴールを決めた熊本・菅沼は若杉(右)と肩を組みサポーターと喜ぶ

明治安田生命J2第11節  熊本1―2愛媛

(8月31日 うまスタ)
 J2熊本は、愛媛に1―2で逆転負けした。前半28分に新加入のMF菅沼実(31)が右ヒールで軌道を変える技ありの移籍後初ゴールを決めて先制したものの、後半9分、43分に失点。リーグ戦3連敗で16位。同戦は熊本地震の影響で日程を変更して開催された。

 公式戦では磐田時代の12年9月29日のFC東京戦以来、実に1432日ぶりとなるゴールを決めた菅沼は「熊本でチャンスをもらったので、決められたのは良かった。いい形だったし、うまく反応できた。でも、結果は悔しいのひと言」と振り返った。

 これまで本拠地「うまスタ」はメインスタンドだけが観客に開放されてきたが、安全点検が済んだことでこの日からゴール裏も開放。ただ、試合中の午後7時46分ごろに熊本市西区と熊本県宇城市で6月12日以来となる震度5弱の揺れを観測するなど、まだ不安は尽きない。その中でも、昨年末に鳥栖を退団し、約8カ月間の“浪人生活”を経て、今月に新加入した菅沼にとっては大きなゴール。同じ85年生まれで、02年当時にプレミアリーグを席巻していたウェイン・ルーニーにちなみ、全盛期には「ミノル(実)ーニー」と呼ばれたこともある菅沼は「次は勝って喜びたい」と誓いを新たにした。

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2016年9月1日のニュース