Ｇ大阪　練習試合で五輪代表井手口がゴール、ベテラン藤本も復帰

　Ｇ大阪は２１日、松江シティＦＣ（社会人リーグ）と練習試合を行い（３０分×３本）、４―１で勝利した。２本目の１２分にリオ五輪代表ＭＦ井手口がこぼれ球に反応しゴール。３本目はＵ―１９日本代表高木の２得点や高卒新人ＦＷ一美の反転シュートで突き放し、貫禄を見せた。

　若手の躍動が目立った一方で、ベテランも復帰を果たした。７月２１日の練習で左ハムストリング肉離れを患い戦列を離れていた元日本代表ＭＦ藤本淳吾が４５分間プレー。得点には絡まなかったが、長谷川監督も「感覚とか試しながらやっていたと思う。今週の練習に普通に入ることができれば（ベンチ入りの）１８人枠の争いに入ってくると思う」と及第点を与えた。

　藤本と同じ左利きでは、高校３年生のＵ―１９日本代表ＭＦ堂安が２試合連続で途中出場をし存在感を発揮している。指揮官は「刺激？そういう思いになってくれれば。良い競争をして欲しい」とニヤリ。第２ステージ制覇を目指す中、頼れる戦力の復帰を喜んだ。