リオ五輪から帰国、札幌“守護神”が１９日に全体練習合流へ

ブラジルから帰国し、チームに合流したＪ２札幌のリオ五輪韓国代表ＧＫク・ソンユン

　Ｕ―２３韓国代表としてリオデジャネイロ五輪に出場していたコンサドーレ札幌のＧＫ具聖潤（クソンユン＝２２）が１８日、チームに合流した。ブラジルから帰国した１７日はチームがオフだったため、この日の合流となった具聖潤はジョギングなどで軽く汗を流した。１９日から全体練習に合流する。

　「（五輪は）残念だったけど素晴らしい経験だった」。具聖潤は韓国代表の正ＧＫとして３試合に出場。グループリーグを突破して準々決勝に進出したが、ホンジュラスに０―１で敗れ、メダルには届かなかった。それでも「凄い特別な雰囲気だった」と語った五輪のピッチでの経験は、チーム内でも小野、菊地らごくわずかしか知らない貴重なもの。この財産を今後のサッカー人生に生かしていくつもりだ。

　「コンディションは問題ない」と話す具聖潤だが、四方田監督は「無理はさせたくなかった」と全体練習への合流を１日延ばした。ただ「顔つき見たら切り替わっている」と話し、あと２日間の練習で次節２１日の京都戦（西京極）の出場を見極める。