清水　３戦ぶり黒星…鄭大世３戦連発も空砲に

札幌に敗れ、サポーターへの挨拶に向かう清水イレブンの足取りは重かった

明治安田生命Ｊ２第２７節 清水２―３札幌

（8月7日 札幌ド）
　Ｊ２清水は７日、敵地で札幌と対戦。Ｊ１昇格に向けて首位叩きを狙ったが、２―３で３戦ぶりに黒星を喫した。

　２点差まで離された後半３０分、途中交代のＦＷ北川航也（２０）が５戦ぶりにゴールを決めた。その９分後、ＦＷ鄭大世（チョンテセ＝３２）が３戦連続でネットを揺らし、この時点で得点ランク単独首位に。

　しかし、得点王を譲らない相手ＦＷ都倉賢（３０）のロスタイム弾で目の前の勝ち点を失った。小林伸二監督は「堅いチームから２点取った。惜しいゲームだった」と振り返り、「長崎戦は、最初からいいリズムで入って勝てるようにやっていきたい」と次節（１１日）からの巻き返しを誓っていた。