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名古屋 ボスコ氏が3季ぶりコーチ復帰 低迷打破へ、小倉監督参謀役に

[ 2016年8月1日 12:33 ]

 名古屋は1日、ボスコ・ジュロブスキー氏(54)のアシスタントコーチ就任を発表した。08年から13年まで指揮官を務めたドラガン・ストイコビッチ元監督(51=現広州富力監督)の下で指導。3シーズンぶりの古巣復帰となる。

 名古屋は年間総合順位でJ2降格圏の16位に低迷。1-3で敗れた7月23日の甲府戦後に久米社長はリーグワースト2位の39失点を受け、守備組織の改善を明言し、ピクシー時代に守備戦術を担当したボスコ氏に白羽の矢を立てた。ボスコ氏はレッドスター・ベオグラード 監督(セルビア)やマケドニア代表監督などを歴任。今後は小倉監督の参謀として期待が掛かる。

 ボスコ新コーチはクラブHPを通じて「名古屋グランパスにもどってくることが出来て何より嬉しく思いますし、本当に光栄です。名古屋グランパスというクラブは私が6年間も在籍していたクラブなので、とても大事に思っています。今回、アシスタントコーチという立場で再びクラブやファン・サポーターの皆さんのお役に立つことが出来る機会を頂けたことを、クラブにも本当に感謝しています。今、名古屋グランパスが置かれている厳しい状況を打破することが私の義務だと感じています。私にとっても皆さんにとっても大切な名古屋グランパスのために全力を尽くします。よろしくお願いします」とコメント。

 名古屋は現在クラブワースト記録のリーグ14試合勝利なしと苦しい状況だが、百戦錬磨の戦術家を迎え入れ、まずは残留を目標とする。

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2016年8月1日のニュース