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手倉森監督 敗戦も手応え「本大会に向けコンディションは整った」

[ 2016年7月31日 07:00 ]

後半、攻め込む井手口(14)、岩波(17)。右端は遠藤
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国際親善試合 日本―ブラジル

(7月30日 ゴイアニア)
 優勝候補ブラジルを相手に五輪前ラストマッチは0―2の敗戦。それでも手倉森監督は「勝てなかったけど、フィジカル、メンタル、そしてオーガナイズ…本大会に向けてのコンディションは整った」と前を向いた。

 主将のMF遠藤が「前半は1人1人の力の前にボールを奪いに行っても奪えなかった」と振り返ったように主導権をブラジルに握られた試合。それでも30分過ぎままでは踏ん張っていたが、給水タイムを終えた33分に先制点を許してしまう。「あの1点はうちの選手の気が抜けたところに、相手が水を得た魚のように抜け出してきた。力を出しそうなところを察して、それをしのがないと」と指揮官。相手のスピードに慣れた後半は無失点で切り抜けたことも収穫だった。

 OA枠のFW興梠は「レベルの違いを感じさせられた」と言いつつ「個人的には、強い相手に体をぶつけて(ボール)をキープできたし、持ち味のポストプレーができたのはよかった」と手応えを口にした。「自分たちのサッカーを信じてやっていくしかない」と遠藤。敗戦を糧に1次リーグ初戦のナイジェリア戦に臨む。

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