名古屋１４戦連続勝ちなし　５バックで無得点も…クラブ最悪更新

＜横浜・名古屋＞ロッカー前で永井（左）を出迎える小倉監督

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第６節 名古屋０―０横浜

（7月30日 日産ス）
　名古屋は今季初めて超守備的な５バック布陣を導入し、無失点としたことが唯一の収穫だった。横浜に１５本ものシュートを浴びながら最後まで耐え抜いた。

　試合後、小倉監督は「（中村）俊輔はいなかったですけど、マリノスを相手にゼロに抑えるというのは狙いの一つだった。現状では勝ち点１を良しとしなければ」。前節まで５試合で１０失点を喫していた守備の再建に一定の手応えを感じていた。

　一方、攻撃面は精度を欠き無得点。リーグ戦は１４戦連続勝ちなしというクラブワースト記録を更新。指揮官は「現状、残留争いに入っている。セーフティーと言われる勝ち点４０まであと２１をなるべく早くほしい」と悲愴（ひそう）感を漂わせていた。