ＭＦ細貝、独２部シュツットガルトへ完全移籍　２年契約、背番号７

シュツットガルトへの移籍がきまったＭＦ細貝萌

　ドイツ２部のシュツットガルトは２５日（日本時間２６日）、同１部ヘルタから元日本代表ＭＦ細貝萌（３０）が完全移籍で加入することで合意したと発表した。クラブの公式サイトによると、２０１８年夏までの２年契約で背番号は７となる。

　細貝は同日、自身の公式サイト内の日記を更新し、「今日の昼間、無事にメディカルチェックを終え、契約書にサインをし、ＶｆＢ　Ｓｔｕｔｔｇａｒｔの一員となりました！この移籍を決断するにあたって色々な方に感謝の気持ちでいっぱいです」と報告。昨夏に１年間の期限付きで移籍していたブルサスポル（トルコ）から完全移籍でのオファーを受けたほか、「Ｊリーグや他の国のクラブからの獲得オファー、ドイツ国内からも複数のオファーを頂きました」と明かし、「選手にとって自分を必要してくれるクラブがある事はとても嬉しく光栄なことでした。でもそれと同時に、その思いに全ては応えられないということで、決断するには苦しさも感じました」と決断までの悩んだ日々を告白した。

　シュツットガルトの監督には今季から、アウクスブルクとヘルタで細貝を指導したルフカイ氏が就任した。細貝は新天地で迎える新シーズンへ向けて「このクラブでのプレーが楽しみです。自分らしく一歩ずつ一歩ずつ前進していきたいと思います！」と決意をつづり、日記を締めくくっている。