Ｇ大阪スコアレスドローにブーイングも…藤春は無失点に納得

＜Ｇ大阪・福岡＞試合を終え握手をかわす藤春（左）と亀川

明治安田生命　Ｊ１第２Ｓ第４節 ガンバ大阪０―０福岡

（7月17日 吹田Ｓ）
　手応えもあれば、悔しさも残る五輪前ラストマッチとなった。Ｇ大阪は５連勝中だった“お得意様”福岡相手にスコアレスドロー。試合後は大ブーイングにさらされた。

　ＯＡ枠で選出されたＤＦ藤春は「勝利していれば気持ち良く（リオに）行けたけど、負けていない。２試合連続でゼロに抑えられたのは良かった」と大宮戦（１３日）に続く無失点に満足な表情。だが１６本放ったシュートは１つもネットを揺らせず。終了間際のミドルシュートが大きくバーを超えたリオ五輪代表ＭＦ井手口は「あそこを決めきれるようにならないと…」と反省を口にした。

　勝ち点３を置き土産にはできなかった。だが、１９日からは国内最終合宿がスタートする。不完全燃焼に終わった分はリオ五輪本大会で爆発させるしかない。