×

J2千葉、3年ぶり3連敗にサポーター怒りの居残り 選手バスも足止め

[ 2016年7月10日 22:38 ]

明治安田生命J2第22節最終日 千葉0―1水戸

(7月10日 フクアリ)
 明治安田生命J2リーグは10日、第22節の残り10試合が行われ、8年ぶりのJ1昇格を目指す千葉はホームのフクダ電子アリーナで7戦勝ちなし中だった前節18位の水戸と対戦。0―1で敗れ、5戦勝ちなしで2013年9月以来3年ぶりとなる3連敗を喫した。

 順位は9位と前節から変わらなかったが、J1昇格プレーオフ(PO)圏内となる6位との勝ち点差は5から8に拡大。試合後は、サポーター約300人が高橋悠太ゼネラルマネジャー(GM、34)と関塚隆監督(55)への説明を求め、ゴール裏に居座った。

 はじめに運営スタッフが説明に向かい、午後9時20分頃には高橋GMがサポーターの前へ。だが、その後も残る人数は減らず、「遅いぞ、早くしろー!」と関塚監督からの説明を求める声が相次いだ。9時50分過ぎにようやく関塚監督と高橋GMがそろってサポーターの前へ。10時20分現在も話し合いは続いている。

 騒動により、普段は試合終了から45分後に出発する選手バスも足止めを食らい、約2時間後の午後9時40分過ぎにスタジアムを後にした。

 なお、クラブでは、J1昇格プレーオフに敗れた時も今回のようなサポーターの居残りはなかったと説明。クラブ関係者は「思い出せないくらい前」と話したが、2014年3月2日の開幕戦で栃木に0―2で敗れた際にもゴール裏に約200人のサポーターが居座り「監督を出せ」「話がしたい」など、鈴木淳監督(当時)への説明を求めてわめき散らし、選手を乗せたバスが足止めを食らうなど度々騒動に発展している。

続きを表示

2016年7月10日のニュース