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G大阪 リオ五輪コンビ藤春&井手口 逆転勝利に貢献

[ 2016年7月3日 05:30 ]

<鹿島・G大阪>前半、中村(中)からボールを奪う藤春(左)

明治安田生命J1第2S第1節 G大阪3―1鹿島

(7月2日 カシマ)
 G大阪はリオ五輪コンビが逆転勝利に貢献した。オーバーエージ枠選出のDF藤春はスプリント回数両チーム1位の23回。後半途中出場のMF井手口も安定した守備を披露した。

 「(五輪選出で)注目されるのは嬉しいし、プレッシャーもあるけど、何とか勝ち点3を奪えて良かった」と藤春。1失点こそ許したものの前半14分には果敢なオーバラップを見せ、守備でも1対1では負けなかった。1点リードの展開で投入された井手口は「押し込まれる時間だった。サイドにボールが流れた時の中央での対応を意識していた」という。リオ五輪選出による心境の変化も「いつもと変わらなかった」と話す強心臓ボランチは、持ち前のアグレッシブな守備ではなく、全体のバランスを取る頭脳的なプレー。第1ステージ覇者、鹿島の反撃を封じきった。

 ボールポゼッションは48%。五輪本大会でも守備に回る時間が多くなることが予想される。この夜に見せた2人の守備の安定感は、そのまま手倉森ジャパンの力になる。

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2016年7月3日のニュース