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中島 復活アピールの2発!「一生懸命プレーしました」

[ 2016年6月29日 21:50 ]

<日本・南アフリカ>前半2点目のゴールを決めた中島

国際親善試合「キリンチャレンジカップ2016」 U―23日本代表4―1U―23南アフリカ代表

(6月29日 松本)
 ケガから復帰したばかりのFW中島翔哉(21=FC東京)がリオ五輪日本代表発表前の最後の試合で同点弾など2ゴール目を決め、U―23の公式戦最多得点記録を18点に積み上げ、復活をアピールした。

 まず1点を追う前半37分、MF矢島のパスでMF大島がゴール右に抜け出し、ゴール正面に折り返す。これを走り込んだFW中島が左足で決めて同点。「あれはチームのゴール。僚太君(大島)がいいパスをくれたので感謝しています」と笑顔を見せた。さらに、2―1となった後の前半ロスタイムにFW浅野のクロスに頭で合わせ追加点を決め「自分がヘッディングで決められるボールって滅多にないんで、凄くいいボールだった」と感謝した。

 4月に右膝を痛めて離脱し今月12日にJ3で公式戦復帰。18日のJ1第1S第16節・新潟戦では後半途中から出場し、約20分間プレーした中島。今大会は常に背負ってきた背番号「10」ではなく「13」番で臨んだ。それでも背番号「10」を取り戻すアピールとなったのでは?と問われたが「治療してくれたトレーナーや病気になってしまった仲間のために一生懸命プレーしました。日本の勝利が一番」と語った。7月1日に代表メンバー発表前の試合で猛アピールに成功。リオ五輪本大会に向けても「メダルを取れるように、一日一日を大事にしたい」と力を込めていた。

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2016年6月29日のニュース