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3連覇消えた…スペイン 完敗で8強にも届かず黄金時代に幕

[ 2016年6月29日 05:30 ]

イタリアに敗れ落胆するピケ(左)らスペイン代表イレブン(AP)

欧州選手権決勝トーナメント1回戦 スペイン0―2イタリア

(6月27日 サンドニ)
 スペイン3連覇への挑戦は、準々決勝にも届かなかった。イタリアに0―2で完敗し、デルボスケ監督は「相手が自分たちより強かった」と脱帽した。最大の武器である相手を圧倒するようなパス回しは影を潜めた。後半に反撃したが、終了間際のMFイニエスタ、DFピケの際どいシュートは相手GKブッフォンに阻まれた。

 08年大会の初優勝を皮切りに10年W杯初優勝、12年欧州選手権連覇と続いた黄金時代に幕が下ろされた。主力のイニエスタやDFセルヒオ・ラモスらは30歳を超えた。去就について明言を避けたデルボスケ監督は「ここからまた黄金時代が始まる。負けて立ち上がり、多くの栄光をつかんできたのだから」と口にしたが、14年W杯1次リーグ敗退に続く厳しい結果に重苦しい雰囲気が漂った。

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