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鹿島 昨オフの編成のテーマ、金崎&柴崎の流出防ぎ栄冠

[ 2016年6月26日 05:30 ]

<鹿島・福岡>写真に納まる(左から)土居、柴崎、金崎

明治安田生命J1第1ステージ最終節 鹿島2―0福岡

(6月25日 鹿島)
 今季に向けた昨オフの編成のテーマは「金崎と柴崎を残すこと」だった。

 鈴木強化部長によれば、昨季ポルトガル2部ポルティモネンセから期限付き移籍で獲得した金崎は海外志向が強かった。鹿島への完全移籍に向けて交渉したが、欧州の強豪への移籍を願う本人を説得できず今年1月に所属先に戻った。それでも諦めず移籍市場が閉まる1月末まで待ち、再アタック。2月中旬にポルトガルに渡り直接交渉。最後は横浜などとの争いを制し、再契約へとこぎ着けた。

 一方、柴崎も海外移籍の道を探っていたが、正式なオファーは届かず、1月半ばに残留を決断したという。鈴木強化部長が「チームのベースになる試合」と評した昨季のナビスコ杯決勝の中心メンバー2人がそろって今季を迎えた。

 金崎は期待通りにチーム最多の8得点をマーク。流出を防いだことが、6度目のステージ優勝につながった。

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2016年6月26日のニュース